ファッションも生き方も「抜け感」が大事!

ファッション×コーチングで「外見も内面もまるごと好きになる」サポートをしている、菊池沙央理です。
朝晩が涼しくなり、秋の気配が深まってきましたね。季節が移り変わると、私たちの服装も自然と変化していきます。
夏は軽さを大切にしていたのに、秋になるとつい「厚みのある素材」や「重ね着」に気持ちが向かいがちです。
もちろんそれ自体は秋らしさを楽しむ素敵なことなのですがここで意識して欲しいのが 「抜け感」です。
(抜け感とは?→ファッションやヘアスタイルにおいて、全体的に力が抜けた自然で軽やかな印象のことです。)
体を覆い隠そうとすればするほど、コーディネートは重くなり、どこか堅苦しい印象に。
逆に、ほんの少し軽やかさを取り入れるだけで「余裕がある人」に見えてくるんです。
例えばこんな素材が役立ちます。
・レース:透け感がありながら上品で、大人の女性らしさを演出
・ざっくりニット:大きな網目から肌がのぞき、リラックスした余裕を感じさせる
・シアー素材:秋色でも重たくならず、軽やかな雰囲気をキープできる
こうした素材を取り入れることで、秋のおしゃれは「ただ季節に合わせる」から「洗練されて見える」へと変わっていきます。
でも実は、抜け感が大事なのはファッションだけではありません。
抜け感のある人とは、完璧を追い求めすぎない人。
余白があるからこそ、まわりに安心感を与え、柔らかい雰囲気をまとっています。
話しかけやすく、自然と人を惹きつけるのは、そんな抜け感のある人です。
逆に、隙のない完璧さで固めてしまうと、近寄りにくさを生んでしまうこともあります。
だからこそ、「ちょっとゆるい」「ちょっと軽い」くらいが心地よく、魅力的に映るのです。
秋のおしゃれに素材での抜け感を取り入れることは、そのまま生き方や在り方の抜け感にもつながります。
服も人も、軽やかさと余白があるほど、自然体で魅力的になりますよ。
この秋は、素材を通して「軽やかに見せる工夫」を楽しみながら、内面でも「力を抜く心地よさ」を味わってみてくださいね。
それではまた。