声とファッションの意外な関係について

こんにちは。
ファッション×コーチングで、外見も内面もまるごと好きになるサポートをしている、菊池沙央理です。
戦時は、GAPとのコラボイベントの準備も兼ねて、久しぶりに店頭に立っていました。
実に50人以上のお客様に声をかけたと思います。
その中で改めて感じたのが──
「声って、本当に大事」だということ。
ただ言葉を発するだけではなく、その一言にどんなエネルギーや温度感をのせるか。
それによって、相手の反応も、その場の空気も、まったく変わってくるのです。
笑顔で「こんにちは」と声をかけただけで、ふっと立ち止まってくれる方がいたり、
思いがけず会話が弾んだり。
そんな小さな出来事の積み重ねから、“声の持つ力”を改めて実感しました。
声は「外見の一部」でもある
私自身、コーチングを行う中で、「声の出し方」や「声のトーン」はかなり意識しています。
同じ言葉でも、どんな声で伝えるかによって、相手の感じ方がまったく変わるからです。
安心感が生まれたり、信頼関係が深まったり声はまさに「自分自身を表現する大切な外見の一部」だと感じています。
声とファッションには、深い繋がりがある
そして、実はこの「声」と「ファッション」には、とても深いつながりがあると思っています。いくら似合う服を着ていても、話し方に自信がなかったり、声が小さかったりこもっていたりすると、全体の印象はぼんやりしてしまうもの。
逆に、自分の言葉を丁寧に話し、芯のある優しさがにじむ声で語る人は、どんな服を着ていても自然と魅力的に映ります。
さらに面白いのは「服を変えることで、声の出し方やトーンまでもが変わる」ということ。
たとえば、凛としたジャケットを羽織ると、自然と背筋が伸び、少し低く落ち着いた声が出るようになる。
やわらかなブラウスやワンピースを身にまとうと、声にもやさしさややわらかさがにじむようになる。
つまり服は、ただの「装い」ではなく、声や雰囲気までも後押ししてくれる存在なのです。
「どんな声で過ごしたいか」から、服を選んでみる
今日はどんなふうに過ごしたいか?
どんな声で、どんなエネルギーをまとって人と関わりたいか?
そんな視点から服を選ぶのも、面白いアプローチだと思います。
ちなみに今日は、子ども3人と過ごすワンオペ休日。心穏やかに、なるべくゆったりした気持ちで過ごしたいなと思い、リラックス感のある柔らかな服を選びました。
「どう見られたいか」だけでなく、「どう在りたいか」からファッションを選ぶ。
そんなスタイリングの視点も、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それでは、今日も素敵な一日を。